福島空港の滑走路西側斜面に「うつくしまふくしま」の文字列に「30th」の花文字を追加する制作作業が9月8日からスタートし、測量などが行われた。
来年3月20日に開港30周年を迎えることを記念した県の事業の一環で、空港のさらなる利用促進に向けた機運醸成を図る。
福島高専学校都市システム工学科ら5人と県測量設計業協会県中支部の会員17人が協力し、測量機を使って位置を割り出し、文字枠に木杭を打った。
文字は縦が最大約50㍍、全幅は約120㍍となり、文字枠は今後、ウッドチップを敷くことで文字を明確にする。
また「30」の文字の内側に、複数箇所にわたり花を植え、記念すべき年を祝う雰囲気をより強める。
植える花の種類や植栽の作業者などは今後検討していく。
現在ある「うつくしまふくしま」の文字は滑走路を2500㍍に延長した際に描かれたもので、これまでもANAが震災復興のためハート型にヒマワリを植えるなど活用されてきた。

(あぶくま時報2022年9月11日)