瀬戸内国際芸術祭2022 秋会期は、あらたに県西部の4 島が会場として加わる。そのひとつ、人口約30名足らずの高見島には、山の斜面に沿って石垣が積まれた浦集落と海に面した浜集落に14 の作品が展示される。現代美術家・鈴木健太郎さんの「かたちづくられるもの」は、島民たちの屋号や神社仏閣の参拝記念として貼られる「千せん社じゃ札ふだ」がモチーフ。古民家の天井や壁、障子を目一杯使用し、青一色のアート空間として表現した作品だ。3 年に一度の芸術祭、ラストを飾る秋会期をぜひ楽しんでほしい。9月29日㈭から11月6日㈰まで。

【問】香川県瀬戸内国際芸術祭推進課 ℡ 087-813-0853