12 月下旬から3 月下旬まで、蔵王は樹氷の季節。0℃以下の水の粒(過冷却水滴)が樹木にぶつかり薄い氷の層を作り出すもので、雪の花のように繊細なものから怪獣のように力強い姿までさまざまな表情を見せる。蔵王を含め、東北の一部の山域でしか見られない貴重なものだが、近年、樹氷を形づくる針葉樹、アオモリトドマツが虫害により激減。県と山形市、森林総合研究所東北支所は2019 年から針葉樹林の維持、再生に取り組んでいる。環境問題とあわせて樹氷の観賞を。
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本記事は地域における〝産業栽培〟をテーマとした月刊『コロンブス』2022年12月号に掲載されています。同誌ではほかにも中小企業振興やまちづくり、地域活性化などに関する記事が盛りだくさん。ぜひご一読ください。
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