名古屋市の都心部から西へ約15㌔㍍、蟹江町は探偵小説界のパイオニア小酒井不木の出身地。町は2019 年から不木の作品を発掘し、ショートムービーにするなどの活動を積極的に行っている。現在、町では不木の『躓く探偵』の映像を使った謎解きラリーを開催中。町内3カ所で放映される映像から、謎が出題される。参加者は物語の主人公である探偵・大久保豊の「助手」として捜査に参加、資産家密室殺人事件を解決する。犯人が判ったら蟹江町観光交流センター祭人(さいと) に行って答え合わせを。蟹江町を歩きながら、リアルな謎解きゲームを楽しんでみては。