鹿児島県大隅半島の南端にある錦江町で、2008 年から廃校を活用した地域活性化の取り組みが成果をあげている。その拠点である「地域活性化センター神川」には現在、都市部と地元の企業4 社が入居しているほか、短時間や1日だけのオフィス利用でも多くの人が訪れている。過疎化がすすむ錦江町では、これまで来町者たちに町の現状や政策への思いを積極的に伝え、利用者との関係を築いてきた。その対話のなかから公営のICT活用型学習教室「錦江湾MIRAI 寺子屋塾」などユニークな事業が生まれたという。今後もあらたなにぎわい創出が期待できそうだ。

【問】錦江町未来づくり課 ℡0994-25-1001