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4 月2 日㈰まで、本荘郷土資料館ほかで開催。県南西部に位置する由利本荘市は江戸時代に城下町として発展し、武家や商家に代々伝わるおひな様が今現在も数多く残されている。なかでも第11 代藩主六郷政鑑の娘・賀子 の婚礼祝いに送られた古今雛は名品だ。約50 種類、総数およそ450 個におよぶ極小の雛道具は黒漆に牡丹唐草の金蒔絵が施された精巧なつくりで、江戸後期から幕末にかけて上野で製作された「七澤屋物」と伝えられている。そのほか約1000 体のおひな様が資料館や美術館などで一般公開される。ひな街道散策で雅なひと時を。

【問】由利本荘市観光協会 ℡ 0184-24-6349