今年も江戸時代の木造帆船「うたせ船」に乗って水俣病について学ぶ講座が開かれる。開催地は四大公害病のひとつ、水俣病の発生地、熊本県水俣市の北にある芦北町。
2008 年にはじまり、今回で 16 回目。開催日は9月27 日㈯で、午前は座学で水俣病に関する講演と地元中学生の作文の朗読を聴く。町内の小学生の描いた絵も観覧できる。午後はうたせ船に乗り水俣湾を巡航。海底に底引き網を下ろし、帆が海風を受けて風の向きのままに網を引く伝統漁法のうたせ漁を体験する。
船には案内役の漁師も乗船し、水俣病が発生した当時の状況を話して聞かせる。船上では地元の海の幸の昼食も出る。これまでの参加者からは「水俣病のことを知らず実感を持てない世代だったが、目と耳で水俣病に触れることができた」「仕事で消費者相談にかかわっているが、公害病を深く知ったことは相談業務にも生かすことができる」などといった感想が寄せられているという。今回の定員は 22 人で参加無料。中学生以下は保護者同伴が必要。申し込み締め切りは8月29 日㈮。
(問い合わせ)
熊本県水俣病保健課 TEL:096-333-2304
https://logoform.jp/form/Yk4D/1122659


