月刊『コロンブス』2026年2月号の巻頭特集は3本立て!

HotAngle 1
冷凍野菜
作業履歴を徹底した「DX農場」で
台所の「基幹食材」を生産!!

冷凍野菜の売れ行きが好調だ。冷凍野菜全体の9割を占める輸入量は過去最高を更新。スーパーやコンビニでも冷凍野菜のコーナーを新たに設ける動きも加速している。背景にはコロナ期に内食・中食需要が増えたことに加え、近年の異常気象で野菜価格の変動が激しいことも影響しているようだ。そして台所の「基幹食材」になりつつある冷凍野菜は、生産農家にとって安定した収入が期待できる「価格の安全弁」となる可能性も。生産と小売りの現場を取材した。

HotAngle 2
中山間地域でもはじまったAI活用の農業
スマート農業は日本の農業を救えるか!?

日本農業のかじ取りを担ってきた農業の基本法「食料・農業・農村基本法」が、制定から四半世紀を経た一昨年5月に改正された。この間、国内では少子高齢化による担い手不足が深刻化し、気候変動による自然災害の多発や栽培適地の変化などさまざまな課題が顕在化した。海外ではロシアによるウクライナ侵攻や地球温暖化による異常気象により、世界規模で食料需給が不安定になり、日本に輸入される食材や家畜の飼料も高騰をつづける。こうした状況のなか、改正基本法では、食料安全保障の考え方が強化されたほか、担い手不足を解消するためにデジタル技術を活かした「スマート農業」の促進も盛り込まれた。

HotAngle 3
地域経済を揺るがす大災禍「クマ被害」
ドングリ豊作の今年のうちに対策を‼

2025年の秋から冬にかけて、連日のようにクマ被害の報道が全国を駆け巡った。環境省によると、クマによる人身被害は2023年度が198件(219人)、2024年度は82件(85人)に減少したが、2025年度は12月5日時点で209件(230人)と件数・被害者数ともに最多を更新した。とくに秋田県では10月だけで約2000件もの目撃情報があり、農作物被害はもちろん、2023年同様に人の生活圏までクマが入り込むケースが激増、地域経済への打撃が拡大している。こうしたクマ被害急増の背景には何があるのか、政府は自治体職員がクマの捕獲などにあたる「ガバメントハンター」制度の導入を推奨しているが、それで被害は収まるのか、あるいはクマとの共生は可能なのか。この機会にあらためて里山のあり方を考えてみたい。